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宇都出ブックセンター本が大好きな宇都出雅巳(まさ)が、本の紹介をしています。
2013.01.21 Monday
リチャード・バンドラーの3日で人生を変える方法
JUGEMテーマ:読書
日本でもかなり知られるようになってきたNLP(神経言語プログラミング)。 人をコントロール(操作)する手法、洗脳手法としてあまりいいイメージを持たれていない人もいるかもしれませんが、これはなかなか使える手法であり、考え方です。 私がNLPに出会ったのはもう15年くらい前になります……。なんて昔話をし始めると長くなるので、今回はやめておいてさっそくこの本の紹介をしましょう。 本書はNLPの開発者の一人であるリチャード・バンドラーによる3日間セミナーを物語形式でまとめたものです。 NLPの開発者はバンドラーともう一人はジョン・グリンダーという言語学者で、NLPには「メタモデル」をはじめ言語のモデルも数多くあるのですが、本書で紹介されるのは、バンドラーらしく、イメージ操作を多用した、わかりやすい演習ばかりです。 NLPのセミナーで参加者が「おお、これはすごい!」とびっくりする、まさにNLP!という手法で、自分が最初にNLPを学んだころを思い出して懐かしくなりました。 たとえば1日目の演習として紹介されるのは、“サブモダリティ・チェンジ”の演習です。少々長いですが引用すると…… 2009.02.23 Monday
私の6冊目の著書です
この本は、もともと2年前に出版した『速読勉強術』(すばる舎)の英語応用編として企画が持ち込まれました。正直言いまして、あまり自分では気が進みませんでした。 『速読勉強術』で紹介した高速大量回転法はとてもシンプルで本質的な方法だと自負していて、それにやたら方法論を加えることは、高速大量回転法の良さを失うと考えたからです。いわゆる「方法論のワナ」です。 また、私は英語が特にできるわけでもないので、こんな私が英語の本を書いていいのかという思いもありました。 しかし、編集者の熱意や友人からのコーチング、励ましやアドバイスもあって、だんだんと書く意味が見つかり、自分としても胸を張って出せる本になりました。 内容としては高速大量回転法を軸に、コーチングやNLPを活用した心理コントロール法からなっています。 2006.10.19 Thursday
私の初著書です
絶妙な「聞き方」の技術―NLP理論・インプロ・心理学を駆使した!人間関係をよりよくするための「例の方法」 宇都出 雅巳 久々の投稿です。 しかも自分の著書です。 自分の著書をどう紹介していいものか。なんとも書きようがないですね。 昨年に翻訳書は出しましたが。なんとも不思議なものです。 20代のころから、「本を出したい・本を出したい」と言い続けてきましたが、ようやく夢がかなった感じです。 でも、出来上がってみると、なんとも感動がないというか、自分の本の発売日を過ぎても本屋に自分の本が並んでいるのを見に行こうとしていません。実は2軒の本屋は昨日、今日とのぞいたのですが、並んでいませんでした。中規模の書店なのでしかたないのかもしれませんが。。。 そろそろ、自分の書いた本が書店に並んでいる姿も見てみたいものです。 2004.10.28 Thursday
流行の"部下コントロール本"とは一線を画す本
強いリーダーはチームの無意識を動かす 石井 裕之, 橋川 硬児 著者の石井裕之さんはテレビでも何度か見たことがありますが、凄腕のセラピストです。新書版の本も出されていますが、NLP(神経言語プログラミング)というか、その元になっているミルトン・エリクソンの催眠療法への深い造詣が感じられる方です。 さすが実践家だけあって、一歩深い説明にとても感銘を受けていました。 その石井さんの本なので、迷わず買いました。 ページも少なく、楽に読める本です。 結論からいうとお勧めなんですが、なんとも不思議な構成というか論理展開の本です。ちょっと流れをみてみましょう。 ●プロローグ ここでのメッセージは 「徹底的に付き合うリーダーしか(部下は)信頼しない」 ポイントは「徹底的に」 そして、「(優秀なリーダーは)チームの状況、それを構成するスタッフの個々の状況を観察し、心の状態まで把握しています」と、リーダーの部下に対する姿勢を強調しています。 もう一つは 「スキルがないとあなたの思いは伝わらない」 伝えるスキルの重要性が言われます。 ●FACT1【ドライブ】スタッフが自発的に動く潜在意識へのコミュニケーション このFACT1(つまり第1章)では、プロローグの主張とは打って変わって、「YESと言いたくなる潜在意識のテクニック」がこれでもか、これでもかと紹介されます。 紹介されているテクニック自体は確かに効果的なもので、とてもわかりやすく紹介されています。 ただこれが、「伝えるスキル」なのか? 「スタッフが自発的に動く」テクニックなのか? はたまた、「徹底的に付き合う」リーダーのテクニックなのか? とかなり疑問に思えます。 ●FACT2【ラポール】信頼されるリーダーの秘密は観察力 「YESと言いたくなる潜在意識のテクニック」に続いて紹介されるのが、NLPやコーチングでもおなじみの「ラポール」。 「信頼関係」などと表現されることもある「ラポール」ですが、私からすると操作主義の象徴のようなもので、この言葉を見てしらけましたが、「観察力」という言葉をみて、「やはり石井さんは違うな」と感心しました。 「ラポール」というと、よく紹介されるのが「ラポールをかける」テクニック。ペーシングやバックトラッキング(オウム返し)やミラーリング。 しかし、石井さんは「ラポールをかける」ことは一言も言いません。その代わりに「観察する」ことを強調しています。 「呼吸を観る」「視線を観る」「感受性のタイプを観察する」という具合に、観ることの結果としてのラポールを説いています。 ここらあたりは、他の類書とはレベルの違うところですね。 このFACT2で、プロローグとの整合性が見えました。 ●FACT3【カリスマ】リーダーのためのセルフコントロール 「カリスマ」という強い言葉を用いていますが、そこで目指されているのはなかなかオーソドックスで骨太のリーダーです。 とてもシンプルな方法で、しかも本質を突いた方法です。コーチングの訓練にもそのまま使えるものばかりです。 「走らない」「しゃべらない」「ジャッジしない」「感謝する」 「ありのままの自分を観る」「ありのままの自分を聴く」 ●エピローグ エピローグの中でも最後のページに掲げてある言葉が印象的です。 「スタッフを本気で愛せばテクニックなんかいらない」 FACT1でさんざん部下を操作するテクニックを紹介したうえで、FACT2、FACT3と、リーダー自身のあり方の話に持っていって、最後にはこの言葉。 全体の構成としてみると、ちぐはぐな印象をもちかねないですが、これ自体が読者の潜在意識に石井さんの伝えたいことを伝える方法なのかもしれません。 単なるテクニック本を超えた本です。お勧めですよ。 |
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