宇都出ブックセンター

本が大好きな宇都出雅巳(まさ)が、本の紹介をしています。
満州移民−−飯田下伊那からのメッセージ
JUGEMテーマ:読書
 
先日、「中国残留日本人孤児」の時洪告さんが来日され、残念ながら手がかりがないまま離日された。

敗戦当時の年齢は2歳だったそうで、現在は中国の戸籍上の年齢では68歳。

肉親に会いたいという思いはとてつもなく強いものだと思います。

この「中国残留日本人孤児」の背景にあるのは、ご存知とは思いますが、日本からの大規模な「満州移民」です。

本書は、日本最大規模で満州移民を送り出した長野県飯田下伊那地域に焦点を当て、その背景、現実、そしてその後を描き出したものです。

まずはその背景。
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| 宇都出雅巳 | 大東亜戦争 | 09:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
あの戦争になぜ負けたのか (文春新書)
半藤 一利,中西 輝政,福田 和也,保阪 正康,戸高 一成,加藤 陽子
文藝春秋
¥ 840
(2006-05)
「太平洋戦争」と言うべきなのか、「日中戦争」と言うべきなのか、はたまた「大東亜戦争」といったほうが正確なのかわかりませんが、いわゆる「あの戦争」をどうとらえるかというのは、まだまだ日本人は仕事を終えていない気がします。

小学校のとき、高校のときも、日本史の授業で、このあたりの歴史のことが付けたしというか、ぞんざいに扱われるのが、妙に悔しかったのを覚えています。

「あれは馬鹿な日本人がやったこと」「あのころの日本はおかしかった」
そんな一言でしっかりと直視することが避けられているように感じていました。

「もし、自分があの時代に生きていたら、どのように行動していただろう?」
「あの戦争のときも、それぞれの日本人が一所懸命生きていたのに……」
どうしても自分には他人事に思えず、小さいころから「あの戦争」のことは気になってきました。
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| 宇都出雅巳 | 大東亜戦争 | 06:17 | comments(0) | - |
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