宇都出ブックセンター

本が大好きな宇都出雅巳(まさ)が、本の紹介をしています。
<< 普通にいられる、生きられるのはすごいこと | main | 自分はアスペルガー症候群だったのかも(もしかして今も。。。) >>
速読とは「受け取り力」
 今日のテレビ欄でフジテレビの「エチカの鏡」のところに「速読」という文字があったので、速読オタク?の私としては、どんな速読を紹介するのだろう? と思って、チェックしてみました。

 で、出てきたのが本書の著者である呉真由美さん。

 本書の売りも150キロのボールを打てる、でしたが、番組でもしっかりと速読訓練後の受講生全員が150キロのボールを打てることを実証していました。

 で、以前、本書を買っていたことを思い出し、改めて読んでみました。

 テレビでもそうでしたが、けっこう抑制がきいた、なかなか好感の持てる速読アプローチです。

 
 ひと言で「速読」といっても、速読教室ごとでとらえかたはそれぞれなんですが、この呉さんの速読では、
速読って実は「受け取り力」なんです。
ちょっと漠然としていますが、うまい表現です。読書は、見るだけでなく、そこから、理解、そして記憶も絡みますから、速読では目の訓練だけではうまくはいきません。

本書では目のトレーニングも若干は紹介されていますが、いいなあと思ったのは第6章「速読マスターへの道」で紹介されているもの。呉さんは「速読」のために次の点を意識していると言っています。
・いつも感動する自分でいることで感受性の良い自分でいる
・視野を広く(目で見る視野)を意識する
・いろんなものに興味を持つ
・いつも楽しめる自分でいる
まさに「速読」するにはとても大事な要素ですね。

じゃあ、さらに具体方法は? というところでSRR速読の栗田昌裕さんであれば、イメージ操作のトレーニングや「心のファイル」づくりなどの話になるところですが、呉さんの場合は小難しい話はなく、日常でできる簡単な方法が紹介されています。 さすが大阪、具体的です。箇条書きでまとめると……
  1) 一日十回感動する
 2) 昔の写真を見る
 3) 昔話に花を咲かせる
 4) 懐かしい歌を聴く
 5) 歌う
 6) 初めてのお店に入る
 7) 料理をする
 8) ラジオを聞く
 9) 歩く
10) 大きな声を出す

NBS(日本速読教育連盟)の佐々木豊文さんであれば、もっと精神的、修行的要素が強くなるでしょうが、こういったところも各速読教室の特色が出るところでしょう。

それにしても、先日はNHKの「ためしてガッテン」で久々に速読特集をやっていましたし、昨今の脳ブームの影響か、速読がまたまたテレビネタになっています。

 私が始めた25年前では、かなり怪しげなイメージでしたが、こうやって、だんだんと一般的なスキルとして普及していくのでしょう。 そして、速読は目の訓練だけでなく、これまでの常識というか心の枠を打ち破るところも大きいので、ある程度、速読に触れたり、マスターする人が出てくれば、一気にそれが多数派になるようにも思います。
| 宇都出雅巳 | 勉強法 | 22:14 | comments(0) | - |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 22:14 | - | - |









+ LINKS