一定期間更新がないため広告を表示しています
宇都出ブックセンター本が大好きな宇都出雅巳(まさ)が、本の紹介をしています。
2011.10.15 Saturday
『悟りは3秒あればいい』 大事なのは「受け入れること」:小林正観さんのご冥福をお祈りして
この本の著者である小林正観さんが3日前の10月12日に亡くなられたそうです。 全国を講演されて回られており、たくさんの本を出版されていたので、ご存知の方もいるかもしれません。 私は、もう5年以上前になりますが、 先週、たまたま図書館でこの本のタイトル「悟りは3秒あればいい」が目にとまり、「え? たった3秒かよ」と思わず、手にとって読んでしまいました。。。 タイトルの「悟りは3秒あればいい」の内容は、まえがきに書かれており、まさに「3秒で読める」シンプルな内容でした。 正観さんのいう「悟り」とは…
「受け入れる」こと。
そして、「受け入れる」対象が大きく分けて「過去」「現在」「未来」の3つ。一つ一つに1秒ずつということで、「3秒」なわけです。 ほんとシンプルです。 「受け入れるって、それが難しいんだよ」 とすぐに突っ込みが入りそうですが、この「受け入れる」っていうのは、やはり基本だなあとは思います。 先日、メルマガ「週刊 宇都出マガジン」に、「素直・好奇心・Open to Influence」というテーマで、私が大事にしようとしていることを書きましたが、
本書は2ページほどでまとめられた話が集まったものですが、その中でも「受け入れる」こと、その具体的な表れとして「不平不満」や「愚痴」「悪口」などを口に出さないということが勧められています。 まあ、肯定的な言葉を使って明るくいきましょう。そうすれば幸せになるということです。 これもシンプルではありますが、けっこう実践するには厳しいやり方です。 本書を読んでいても、やさしい、柔らかい口調ですが、ここに書いてあることを実践しようと思うと、かなり厳しく迫られてくるのがわかります。 「不平不満を言わないようにしているが、何も良いことがおこらない」 という人には、 「良いことは少しは起こっているはず、それを見つけましょう」とか 「今言っていること自体が不平不満ですよ」となりますし、 さらに、原因結果の法則のようなことも正観さんは使うので、 「今まで言ってきた不平不満などがたまっていて、それが今現れている」 と言われれば、グーの音も出ません。 最終的には、どんな状況であっても 「受け入れなさい、それが悟りであり、幸せです」 といわれたら、もう何もいえないですし、何か言おうものなら、上に挙げたような言葉が繰り返されるだけですから。。 「受け入れる」 簡単なようで、突き詰めると深いというか厳しい言葉です。 まずは、「受け入れる」ことができない自分を「受け入れる」ことからですね。 本当は本書をブログに書くつもりはなく、ちょうど正観さんが亡くなられた3日前に図書館に返却したところでした。 なんだか、「何か書いてよ」と正観さんに言われたような気がして、内容を思い出しつつ、書きました。 ご冥福をお祈りします。 コメント
コメントする
この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
|
+ LINKS
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|
PAGE TOP |