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宇都出ブックセンター本が大好きな宇都出雅巳(まさ)が、本の紹介をしています。
2013.01.21 Monday
リチャード・バンドラーの3日で人生を変える方法
JUGEMテーマ:読書
日本でもかなり知られるようになってきたNLP(神経言語プログラミング)。 人をコントロール(操作)する手法、洗脳手法としてあまりいいイメージを持たれていない人もいるかもしれませんが、これはなかなか使える手法であり、考え方です。 私がNLPに出会ったのはもう15年くらい前になります……。なんて昔話をし始めると長くなるので、今回はやめておいてさっそくこの本の紹介をしましょう。 本書はNLPの開発者の一人であるリチャード・バンドラーによる3日間セミナーを物語形式でまとめたものです。 NLPの開発者はバンドラーともう一人はジョン・グリンダーという言語学者で、NLPには「メタモデル」をはじめ言語のモデルも数多くあるのですが、本書で紹介されるのは、バンドラーらしく、イメージ操作を多用した、わかりやすい演習ばかりです。 NLPのセミナーで参加者が「おお、これはすごい!」とびっくりする、まさにNLP!という手法で、自分が最初にNLPを学んだころを思い出して懐かしくなりました。 たとえば1日目の演習として紹介されるのは、“サブモダリティ・チェンジ”の演習です。少々長いですが引用すると…… 「何かについて考えるとき、私たちは常に、そのことについてイメージを描いたり、映画を上映したりします。それを避けることはできません。脳はそのように働くものだからです! そのため、過去のある経験を思い出すと、私たちはその経験について頭の中で映画を上映して、客観的な視点で自分を見るか、当時の自分を通して見るかのいずれかになります。そうしたイメージや映画はどう感じるかに影響します。だから、楽しい気分になったり不快なきぶんになったりするのです。多くの場合、自分の頭の中で、どんなことを考え、どんな映画を上映しているかが、ポイントになります。 これけっこう面白いですよ。 たとえば、あなたが嫌いな、もしくは苦手な人を思い浮かべます。 さてどうですか? 不思議なことに少しでも気が楽になったでしょう。 このように、思い出し方を変えるだけで、感情は変化するのです。 逆も同じです。 すると…… とてもワクワクしてきたのではないでしょうか? 初めて経験された人にとっては不思議で面白い体験でしょう。 そのほか、同じく「サブモダリティ・チェンジ」として、自分に批判的な声をミッキーマウスの声に変えたりするワークのほか、 ● 望む感情を一瞬にして呼び覚ますことができる「エクセレント・サークル」ならぬ「ブリリアント・スクエア(輝く正方形)」 が紹介されています。 物語自体は陳腐というか深みはありませんが、物語形式なので気楽に読むことができます。 コメント
ブリリアントスクエアとはどのような手法ですか?
| 魅崎恵美 | 2016/06/10 5:23 PM |
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