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宇都出ブックセンター本が大好きな宇都出雅巳(まさ)が、本の紹介をしています。
2005.02.18 Friday
脳の働きと生き方・考え方・コミュニケーション
海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス 池谷 裕二, 糸井 重里 2002年6月の発売以来、増刷を重ねているベストセラーです。 私は発売当時にサラッと立ち読みしただけで終わっていましたが、最近、池谷裕司さんの『進化しすぎた脳』を読んで、改めて興味を持ったので買って読んでみました。 確かにこれは面白いですね。さすが、相手の糸井重里さんが、絶妙の質問・展開をして、日常の生き方、考え方レベルにまで話を落としています。しかも、二人の対話の中から、いろいろな気付きや発見が生まれてくる様子が、とても刺激的です。 「頭がいい」ってどういうことか、たくさんの視点から考えさせられます。 読めば、自分の頭、脳について、親近感や愛情が湧いてくること間違いありません。 また池谷さんは 「人間の認識は、感性も含めて記憶の組み合わせですから。」 とさらって言ってのけます。続いて紹介されるのが、「ニンジンを見たときに反応する神経細胞」の研究。その研究から、人間はいろいろなパターンを組み合わせることで、ニンジンを認識することが推測されたというのです。 私にとっては、目からウロコだったので少々長いですが引用すると 「おなじ視覚情報が入ってくるにも関わらず、認識するためのパターンの組み合わせが違う。だからそれぞれの人の見方に個性が出るわけだし、創造性が生まれる。 同じモノをみていても、人によって違う、とはよく言われますが、脳の認識処理にまでさかのぼって説明してもらうと、よく分かるし、さらなる希望も生まれますよね。 コーチングにも参考になる話がとても多いですね。 「生きることに慣れてはいけない」 など、コーチングの本質とでもいうべき「好奇心」につながってきます。 そしてもっと面白いのが、池谷さんの頭。 彼は九九を覚えられなくて、今も九九で計算しないそうです。 ある意味、記憶が苦手な人なんです。かなり変わった脳の使い方を していると思います。 だからこそ、こういう研究ができるのかもしれません。 人間の多様性と可能性に楽しく気付かせてくれるいい本です。 コメント
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今流行り(少し前?)のコーチング。
コーチングについて少し書きます。
同じ褒められても、喜ぶ人、喜ばない人がいます。
人の性格によって、褒め方も工夫しなければなりません。
人の性格は大きく4つに分けられます。
?コントローラータイプ
行動的、
| ビジネス書読みまくり | 2006/03/16 5:20 PM |
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